スナックキャンディからの卒業、そしてこれから/沼田竜也
この記事は、スナックキャンディ京都のオーナーのぬまっちさんから連絡があり、「お世話になったみなさんに報告と今のぼくの思いを伝えたいんです」という意向でいただいた記事・動画になります。いつもはインタビューで思いを聞いていますが、今回はダイレクトに読んでいただく方に向けてのメッセージになっています。それでは、どうぞ!
明日、年号が、”平成”から”令和”になります。
年号が変わる変わらないは、特に関係ないかもしれないけれど、今日はタイミングよくその稀な機会に恵まれたので、このブログで皆様に報告をしたいと思いました。
スナックキャンディ京都を2018年2月26日にオープンして、約1年と2ヶ月が経過しました。
来たる6月30日という日をもって、
”スナックキャンディ”を卒業します。
よくよく考えたら、公務員を辞めたのが、ちょうど2年前の2017年6月30日。
丸々2年です。
これは自分でもびっくり。
2年前の自分が今のこの状況を想像できていたかな。
未来なんてどうなるかわからないものだと、つくづく考えさせられます。
スナックキャンディ京都というお店を始めて、
このお店を好きになってくれた方、
そして、限りある人生という時間の中で
僕の人生に少しでも寄り添ってくれた方への
感謝の想いと、これから僕が描く
未来のイメージを伝えられたらなと思いました。
目次
動画でもお伝えしています
スナックキャンディで得たもの【それは人という財産】
20歳から29歳まで9年間滋賀県の大津市役所で働き、公務員を辞めた僕にとって、自分のお店を持つ、経営をするということはあまりにも未知の世界であり、不安、怖さが当然ですがありました。
この不安、怖さというものは今となっても消えることはなく、消えることなんて死ぬまで無いんじゃないのかなと思います。
それでも”やりたい”という自分の想いに素直になり、無我夢中で今もなお走り続けています。
人生にはいつくかの分岐点があるように、公務員を退職し、お店を持つということも、僕にとって本当に大きな出来事だったと思います。
お店を創る。
その体験を通し、本当に多くの方に支えていただきました。
- お店を始める前から僕のTwitterの投稿をみて会いに来てくれた人
- 店づくりから一緒に考えてくれた人
- 常連となってくれている人
- 僕のやりたいことに寄り添い一緒に進んでくれる人
- PRしてくれる人
- 差し入れをくれる人、
- プライベートでも会ってくれる人
本当にたくさんの”人”に囲まれていることに、あらためて感謝と感動を覚えます。
公務員を辞め、今までとは違う道に進んだことで自然と離れていった人はいたけど、この道に進まないと出逢うことができなかった人がいました。
ノーザンクロスで出会っていただいたみんなもありがとうございます!
自分の想いファーストに生きる。
そんな自分に寄り添ってくれる人たちが今もなお居てくれていることは僕にとっても大きな自信となりました。
今回、スナックキャンディを卒業するということは、僕にとっての新しいスタートであり、”より自分らしい人生をデザインする”ためです。
卒業するのは、よりポジティブに、やりたいことをやるための決断であり、より前向きに生きることができる(働くことができる)と感じたから。
キャンディを始めることによって数多くの体験、出逢い、チャンスを得ることができました。
このことには感謝しかありません。
お店を卒業するからといって、これまでの”つながり”がなくなるわけではなく、より一層強い”つながり”にできたらなと思っています。
沼田竜也のこれからの生き方・プロジェクトについて
自分のお店をもち、数々のイベントを行い、多くの方と出逢い・お話し、その中で僕自身の幹となる部分が見えてきました。
それは、、、
- ひとり親家庭のコミュニティを創る(孤立させないためのサポート体制を創る)
- 新しい生き方を自分という存在から伝える(やりたいことができるフィールドを創る)
という2つです。
この2つに重点をおき、たくさんの人を巻き込めるようなアクションを世の中に起こしていきます。
もともと”枠”に捉われることがあまり好きじゃなくて、世の中の”こうすべき”とか”常識”とか”普通は”ってのが性に合わない性格なんです。
それを世の中に伝えていくためには自分でそれを体現しないと、価値なんていうのはなく、伝えられない。
だから動いて、やりまくります。
自分はまだまだ底辺。
浮ついたり、天狗になったり、今の状況を”当たり前”と思った時点で自分はダメになってしまうし、それは常に心の片隅にいつもあります。
行動の根っこ(想い)は熱く。
いろんな世の中の”常識”をぶっ壊すために、自分の直感を信じて、世の中に面白いことを打ち出していきたいし、もっともっと人に逢いたいって思ってます。
それが全て自分の体験値になる。
そこからまた自分の生き幅が広がるから。
7月から京都駅南の東寺付近にお店をオープンする予定です
ここは”体に優しい飲食店”でもあり
”コワーキングスペース”でもあり
”コミュニティスペース”でもあり
”イベントスペース”でもあり、
人の可能性が広がるお店となります。
コンセプトは、
”働く女性の日常に寄り添い”
手軽に、気軽に、当たり前にをモットーに、理想の食生活をコーディネート(サポート)します。
そして、食の提供のみでなく、お客様同士の”つながり”を大切にする”フォースプレイス(第四の場所)※”として展開していきます。
※フォースプレイス
自宅(第一の場所)、職場(第二の場所)に続く、居心地の良い自分のお気に入りの場所というサードプレイス(第三の場所)の概念に、「つながり」を付加したフォースプレイス(第四の場所)
このお店に込める想いの根っこ部分は、3月からスタートした”ひとり親家庭支援の1つ、「みらい食堂」”とも深く関わる部分です。
シングルマザー世帯が増え続けている現状があり、その部分に特化しているのが”みらい食堂”とするならば、この新店は、”どれだけ日常にコミットできるか”にポイントを絞っています。
子どもの明るい未来を応援していくためには、親(大人)の日常生活のコーディネートやサポートが必要だと考えました。
食事や人とのつながり、自分を表現できる場に
食事は身体に優しいメニューとし、テイクアウトもできるようにしようと考えています。
店舗名や内装、メニュー等は今後固めていくので、マジで楽しみにしていてください。
こういう形で自分の想いがつながることはびっくりするけど、これも何かの縁というか、自分が生まれてきた意味もこういう部分に集約されていくのかなと実感する。
いつまでも表現者でありたい。
僕と出会ってくれた方の人生に何かのきっかけを与えらえる自分で在りたい
そして、最後にもう1つ。
「自分の生き方を伝えていくということ」です。
これから時代や個々の生き方に少しずつ変化が現れてくる。
その時に、どう生きるか。
僕はいつまでも自分という人生を自分で創り、たくさんの方、僕と出会ってくれた方の人生に何かのきっかけを与えらえるような自分で在りたい思っています。
”やりたい”が、”できない”で終わる人生よりも、”やりたい”が”できる”人生の方が僕はより良い人生になるんじゃないかなと思ってるから。
だから今の僕のできる範囲で、そういう方には場所であったり、時間であったりを提供したい。
チャンスは誰にでも平等に降り注いでいて、それを掴むも掴まないもは自分次第。
”人は誰でもアーティスト”
四角大輔さんの言葉です。
できる、できないかより先に大切なのは”やりたいか。やりたくないか”。
どんな仕事でも自分の心持ち1つでポジティブに捉えられるし、価値になると信じている。
僕も今は
- 店の経営(京都・大阪)
- ゲストハウスプロデュース
- イベンター、本の執筆
- ラジオパーソナリティ
- モーニングコール屋
- 夜勤の清掃業
とか色々しています。
将来の夢は海外と日本の二拠点生活!!!!
そのために今は自分の”やりたい!楽しそう!”という直感を信じて全て表現していきます。
これからの”ぬまっち”をぜひ応援してください。
そして、これからも皆よろしくお願いします!!!
どこかの人生のポイントで交じり合うことが楽しみで仕方ない。
これまでも、そしてこれからもありがとう。
沼田 竜也(ぬまた たつや)
通称:ぬまっち、ぬまち
生年月日:1988年11月18日(蠍座・O型)
好きな言葉:働くとは生きること、働き方は生き方だ
Twitter:@tatsu_tasu_n
投稿者プロフィール
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